Wi-Fi回線とlanケーブルは、それぞれ得意な分野が違っています。
前者のWi-Fi回線は比較的小さなデータをやり取りするのが得意であり、コードレスで各製品をオンライン化させられるのが最大の長所です。スマートフォンやタブレット端末や電子書籍リーダーや携帯型ゲーム機などが、Wi-Fiに対応しています。持ち運ぶ事が家庭内でも多く、また扱うデータサイズが小さいデジタル機器なら、Wi-Fiでネット接続するのがベストです。
一方のlanケーブルですが、大きいファイルやデータをやり取りする製品に適しています。例えばクラウドストレージを頻繁に利用するデスクトップパソコンやお仕事用に利用しているノートパソコン等です。また据え置き型ゲーム機などもlanケーブルで接続した方が様々な作業が捗ります。ダウンロード版のゲームソフトはデータサイズが非常に大きいのが特徴で、Wi-Fi回線ではダウンロードに長い待ち時間が発生します。
対してlanケーブルなら短時間でダウンロードが完了しますので、新発売の最新ソフトを一刻も早く取り寄せたい場合は有線LANを利用した方が正解です。HD画質の映画やアニメ番組を、テレビやゲーム機で鑑賞する際も有線LANが適しています。ストリーミング配信の場合、動画データ自体をダウンロードする必要はありませんが、リアルタイムで大きいストリーミング用のデータを受信しなければなりません。要するにタフで高速な環境でなければ、映像が遅れたり通信トラブルが発生します。
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