硬質タイプの配線ダクトが水回り箇所に向いている理由

家電製品を動かすには、必ず電力を供給しなくてはいけません。

電子レンジやドライヤー、パソコンにテレビなど使用目的が異なる家電でも共通しているのが電源ケーブルが備わっているというところです。この中ではドライヤーなら使用する時にだけ電源ケーブルをコンセントに接続すれば良いですが、それ以外のものは使用頻度が高く、基本常にコンセントにケーブルを接続しておくものです。これらの数が増えれば必然的にケーブルも多くなって、見栄えが悪くなります。それを解消するための設備として用いられているものが、配線ダクトです。配線ダクトはケーブルを収納する設備で、一般家庭でも使用されています。

このダクトは塩化ビニール性の軟質素材で作られているのが特徴で、柔軟性に長けていることから室内のコーナー箇所にも設置することが可能です。しかし軟質だと気温差が激しい箇所や湿度が高いところには不向きで、この箇所に用いる場合は硬質素材のものが望ましいです。住居内で気温差があり、湿度が高い場所に当てはまる箇所はキッチン・洗面所・トイレ・脱衣所の4か所です。

この場所でも洗濯機や暖房器具などの家電があるので、配線ダクトを設置する場合は硬質素材のものを選ぶようにしましょう。硬質素材はABS樹脂という耐候性・耐水性に長けているため、水回り箇所であってもダクトが劣化せずに内部のケーブルをしっかりと守ることも可能です。ホームセンターでも販売されているので、自身で取り付けることもできます。

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